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当院では、赤ちゃんからご高齢の方まで広く診療をおこなっております。
患者様の健康と安心を守り続ける医療を提供いたします。

お知らせ

第19回小児IBD研究会 参加報告
2019-02-04
2月3日に大阪で行われた第19回小児IBD研究会に
院長(柳 忠宏)が参加しました。
 
日本全国から、小児の炎症性腸疾患(IBD)に携わる医師が集まり、
症例報告や、成人期への移行支援、現在、同研究会主導で行われている全国調査などの研究成果の発表がありました。
 
難病に指定されている潰瘍性大腸炎クローン病に代表される炎症性腸疾患は、
下痢、血便、腹痛、その他、繰り返す口内炎、肛門周囲膿瘍(おしりのできもの)などの症状続きます。
年々増加傾向にあり、日本では、現在合計で20万人の患者様がいらっしゃいます。
新しい治療薬もでていますが、まだまだ原因不明で根本的な治療が難しい状況です。
 
一部の小児の炎症性腸疾患の患者様では、成人の炎症性腸疾患と異なり、
生まれつき免疫の状態が不安定な「免疫不全」の病気があり、
その合併症として、炎症性腸疾患が発症していることもあることがわかってきました。
その診断や治療に関しては、さらに未知のことも多く、今後の研究などが期待されます。

古くからの知り合いの先生方とも交流を深め、多くの知見をいただき有意義な研究会でした。
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