小児科、内科のご相談は長崎市万屋町のやなぎクリニックへ
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すべては患者様のために。
当院では、赤ちゃんからご高齢の方まで広く診療をおこなっております。
患者様の健康と安心を守り続ける医療を提供いたします。

お知らせ

開業30年目のごあいさつ
2020-11-02
【栁忠道からごあいさつ】
やなぎクリニック開業30年
栁 忠道

やなぎクリニックも振り返ると30年が経過しました。
この本古川通りは、昭和57年の長崎大水害で建物の1階部分が水没してしまう被害にあいました。
その後次々と新しいビルがたち始め、平成2年11月現在のビルの右隣の万年喜ビル2階で開業スタートしました。

大学が長く、助教授として指導に当たっていたこともあって、大学からの患者さんや他の科の先生方からも紹介が多く、次第に待合室に入りきれ無いこともあり、狭く感じるようになりました。
そこで平成11年に3軒先のカネヤスビル2階に移転しました。
まだカルテは紙に手書きで、薬も院内で作り窓口で手渡しでしたので、インフルエンザが流行った時などスタッフは大変。
日曜当番医で一番多かったときなど、約240人を終了するのに朝8時半から夜8時半までの12時間休みなしでした。

やがて小児科開業医も増えて、患者さんの数も落ち着いてきましたが、私自身が医師会理事から副会長、九州小児科医会の会長、日本小児科医会の議長から副会長と役職が多く、忙しい時は毎週土日に東京往復するような生活で、休診や他の先生に代診を頼むことも多くなりました。
この頃から、この中心部に腰を落ち着け、地域の人たちの暮らしに接して診療を行うことを目指し、住む場所も同じくするため平成21年現在のアイキッズビルを建設、2度目の移転を行いました。

患者さんも感染症から、健診、予防、育児相談、心の問題と多岐に渡るようになり、診療も息子が入って、カルテは電子化、受付も整備され新しい時代になってきました。
開業以来約10年ごとに場所を変え、その都度新しい機器が増え、気持ちも新たに患者さんのために過ごしてきました。
ここまで来れたのも、スタッフ、薬局、薬の問屋さん、そして患者さんと多くの人たちの支えがあってのことです。
開業当初の頃の患者さん達も立派な大人になり、その子どもさんやお孫さん達が受診するようになりました。
地域医療のクリニックとしてやっと1人前に育ってきた思いです。

建物や機械が新しくなっても、最後は人と人の触れあいが大事です。
その意味で明るく優しいスタッフはかけがえのないもので、大変恵まれた30年であったと思います。
今後は新しい理事長の下、さらに信頼を得て大きく成長するクリニックになると確信しています。



【栁忠宏からごあいさつ】
開業30年目のごあいさつ
栁 忠宏
 
2020年11月1日で、開業30年を迎えました。
1990年の開業から、多くの患者様にご来院いただき、地域の薬局の皆様、製薬会社・卸業者の皆様他、関係者の皆様に温かく支えていただき、深謝申し上げます。

 
2017年に長崎に戻り、父とともに診療を行い、困ったときには互いに相談して、迷ったときにはいつも背中を押してもらっています。
今年で4年目になりますが、それまでに父が築いてくれたクリニックの環境や診療のシステム、代々のスタッフで効率化されて受け継がれてきた診療のスタイルなど、良い面を踏襲しつつ、電子カルテや、院内の整備、ホームページによる情報発信など、少しずつ新しいことも導入してきました。

そして、2019年(令和元年)に父・栁忠道から理事長を継承いたしました。
新型コロナウイルスの影響で、過去に例をみない世界的な危機に直面しておりますが、
知恵と勇気をもって、できることを行い乗り越えていきたいと思います。
これからもひとのつながりを大切にして、皆様の健康のために安心できる医療を提供できるように精進してまいります。


 
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