「インフルエンザワクチン」Q & A
Q&A
A. 小児で25〜60%、成人で50〜60%の発病防止効果。
重症化や入院を避けることができるのは、70%といわれています。
50%の発病予防効果ときくと、
「半分しか効果がないから、接種しなくてもいい」と思う方がいます。
実際は、「発症する人の50%は発症予防する」効果です。
たとえば、50人ずつの2つのクラスで、
1つのクラスは全員ワクチンを接種、
もうひとつのクラスは全く接種しなかったとします。
ワクチンを接種しなかったクラスでは、20人が発症したとすると、
接種したクラスでは、発症する20人のうち、10人(50%)はインフルエンザを発症しなかったことをいいます。
重症化や入院を避けることができるのは、70%といわれています。
50%の発病予防効果ときくと、
「半分しか効果がないから、接種しなくてもいい」と思う方がいます。
実際は、「発症する人の50%は発症予防する」効果です。
たとえば、50人ずつの2つのクラスで、
1つのクラスは全員ワクチンを接種、
もうひとつのクラスは全く接種しなかったとします。
ワクチンを接種しなかったクラスでは、20人が発症したとすると、
接種したクラスでは、発症する20人のうち、10人(50%)はインフルエンザを発症しなかったことをいいます。
インフルエンザワクチンの有効性は、様々な条件によって異なります。
完全な予防は難しいですが、重症化や死亡に対する予防効果が見込まれます。
完全な予防は難しいですが、重症化や死亡に対する予防効果が見込まれます。

A.鶏卵を完全除去されているお子さんでなければ、基本的には問題ないと思います。
ワクチンの製造過程で増殖させるために鶏卵を使用します。
高度に精製されていますが、ごく微量の鶏卵由来の成分が含まれる可能性があります。
高度に精製されていますが、ごく微量の鶏卵由来の成分が含まれる可能性があります。
そのため、卵アレルギーがあるお子さんの場合、注意を要しますが、
鶏卵を含む加工品や、料理のつなぎに使用されたものを食べているお子さんは問題ないと思います。
しかし、過去に以下の症状がある方はご相談ください。
・卵アレルギーで、アナフィラキシー症状を起こしたことがある人
場合によっては、病院などにご紹介してから接種をお勧めすることもあります。
・インフルエンザワクチン接種で、重度のアレルギー症状を起こしたことがある人
ワクチン接種をおすすめできません。