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RSウイルス

Q. いつ流行するのか?

 
A. 毎年秋から冬にかけて流行しますが、2017年、2018年も8月から流行が見られます。
 
 

Q. だれでも感染しますか?

A. だれでも感染します。

RSウイルスは感染する力が強いウイルスのひとつなので、
2歳の誕生日までに、ほぼすべての子どもが感染します。

保育園、幼稚園、託児所などでは、
かかったことがない乳児では、ほぼ100%、

2回目以降の感染でも、60〜80%の子どもがRSウイルスにかかります。

 
 

Q. どんな症状?

A

おとなやお子さんでも大きくなると、あまり目立った症状がでないことや、微熱やくしゃみ、のどの痛みなど、いわゆる「かぜ」の症状でおわることもあります。
小さいお子さんでは、ほとんど症状がでます。

 

潜伏期間は4〜5日で、最初に、微熱や鼻水がでてきます。

1〜3日後に、のどの痛みと、せきが出るようになります。

そのままよくなっていくこともありますが、

1歳未満のお子さんは、この後の経過に要注意です!
小さいほど、重症化しやすい。

鼻水や微熱がでてきてから、3〜4日後にひどくなることがあります。

3人に1人(約30%)は、中耳炎

3人に1人(約30%)は、細気管支炎や肺炎 になることもあります。

高熱や、ゼーゼーすること、咳が一段とひどくなったりして、

入院が必要になることもあります。

逆に、1歳をすぎると重症化することは、少なくなってきます。

 

Q. どんな子が重症化するの?

A重症化する可能性があるのは・・・・

  ・6か月以内の赤ちゃん

  ・早産児(はやく産まれたお子さん)

  ・先天性心疾患、肺疾患(うまれつき心臓や肺に病気があるお子さん)
  ・神経・筋疾患、免疫不全の基礎疾患

  ・男の子(女の子より、1.5倍といわれています)

  ・タバコにさらされている

  ・本人やご家族に喘息やアトピーの方がいる

 

Q. . どのようにして感染するのか?

ARSウイルスにかかっているひとの咳、

くしゃみ、話しているときにとぶしぶき、
ウイルスがついた手やその手で触ったもの(ドアのぶ、おもちゃなど)に触れて、舐めたりするとかかります。

赤ちゃんや小さいお子さんは、いろんなものに触ったり、舐めたりするので

流行時期にはかかりやすいといえます。

RSウイルスは、発症してから10日〜14日間は鼻水やくしゃみにも含まれる可能性があります。

 

Q. . 診断は?

A迅速検査があります。

もともと、病院に入院している重症化しやすいお子さんへの感染を防ぐために、入院するお子さんを対象とされていた検査です。

やなぎクリニックでも、検査は可能ですが、

1歳未満までが保険適応です。1歳以上では、自費(1460円)となります。

検査方法は、インフルエンザのときと同じように、専用の綿棒で、

鼻の奥から鼻水採取して検査します。検査時間は約15分程度です。

 

Q. . 治療法は?

ARSウイルスには、特効薬はありません。ワクチンもありません。

治療は、年齢と症状に応じた対症療法です。

Q. . 予防法は?

A. 咳エチケット(マスク)、手洗い、周囲の消毒です。

飛沫感染(せきやくしゃみ、など)や接触感染(ウイルスがついたおもちゃなどをなめる など)により、発症の中心は、0歳児と1歳児です。

飛沫感染対策は、
年長児や大人では、症状が軽く気づかないうちに感染さえていることも多いため、
咳やくしゃみがある場合は、マスクを着用しましょう。
接触感染対策は、
子どもたちが日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールなどで消毒しましょう。
手洗いかや、アルコール製剤による手指の衛生も心がけましょう。

 

Q. . RSウイルスにかかったら、いつから幼稚園、保育園は通園してよいか?

A明確な基準はありません。

 

「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症」では、
咳などの症状が安定した後、全身状態のよい者は登校(園)可能であるが、手洗いを励行する。」と記載されています。

保育園や幼稚園などで、

流行期には、0歳児と1歳以上のクラスは互いに接触しないよう離しておき、互いの交流を制限する。

特に、呼吸器症状がある年長児が乳児に接触することを避けることが望ましい。
施設の環境や事情もある
ため、かかりつけ医と相談も必要になるでしょう。

Q. . RSウイルスにかかったら喘息になるか?

A現時点では、不明です。

RSウイルスによる細気管支炎でも、喘息のようにゼーゼーします。

RSウイルス細気管支炎を発症した赤ちゃんでは、
30〜50%が「反復性喘鳴」というゼーゼーした状態を繰り返しやすいといわれるため、本当の喘息と鑑別が難しいと思われます。

さらに、後々、喘息のお子さんは、赤ちゃんのときにRSウイルスによる細気管支炎になり、重症化しやすいともいわれます。
2歳までにほぼ100%がかかるRSウイルスですから、
現時点ではRSウイルスと喘息とのはっきりとした関係は不明です。

 

 
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